マスク生活で増えてる口腔問題
こんばんは。歯科衛生士の山内です。
近頃はだいぶ暖かい日も増え、春に近づいてきましたね。
それと同時に花粉症をお持ちの方はつらい時期になってきました。
今までは花粉が多い時はマスクをしている方が多かったですが、
このご時世コロナが流行してからはマスクは必須になりましたね。
マスクをすると息苦しいので、呼吸の仕方が鼻呼吸ではなく口呼吸になる方が増加しています。
マスクの下で口をぽかんと開けているとお口の中が乾燥し、唾液が少なくなります。
唾液が少なくなると、虫歯が出来やすくなったり歯周病が進行してしまいます。
また、口臭の原因になります。
それとは別にマスクの下でお口を開けていると、お子様の歯並びにも影響します。
歯の並びは内側からの舌による圧力と外側からの唇や頬の均衡が取れる位置に自然に並ぶようになっています。
そのため、慢性的な口呼吸だと外側からの圧力がかからず、出っ歯や受け口になってしまいます。
いろいろな問題が発生しますので、マスクをしていても鼻呼吸を心がけましょう!