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インプラント治療の検査はどのようなことをする?

インプラント治療は、失った歯を補う方法として近年多くの人から支持されています。インプラント治療は、見た目や機能の回復に優れているだけでなく、お口の中の健康維持にもつながります。インプラント治療を成功させるためには、事前検査が欠かせません。

 

本記事では、インプラント治療を行う前に必要な事前検査の内容と、事前検査の重要性について詳しく解説します。

 

インプラント治療の流れ

 

インプラント治療は、主に下記のステップで行われ、その中でも事前検査は非常に重要です。治療の流れは以下のようになります。

 

1.カウンセリング

治療前には必ず歯科医師と患者様とのカウンセリングが行われます。不安なことや気になることをしっかり聞いておきましょう。

 

2.事前検査

骨の状態やお口の中の健康状態を確認するために事前検査が行われます。

 

3.治療計画の立案

カウンセリングの内容や検査結果をもとに治療計画の立案が行われます。

 

4.インプラント体埋入手術

局所麻酔を用いて顎骨にインプラント体を埋め込む外科手術が行われます。

 

5.結合期間

埋め込んだインプラント体と顎骨が結合するのを一定期間待ちます。

 

6.人工歯の装着

骨とインプラント体が結合したのを確認できたら、人工歯を製作するための型採りをし、人工歯が出来上がったら装着して治療は完了です。

 

事前検査は、カウンセリングの後に行われ、患者様の健康状態や口腔内の状況を詳しく把握することが目的です。事前検査により必要な情報を収集することで、より安全で効果的な治療を実現します。

 

インプラント治療前の事前検査

 

インプラント治療における事前検査は、さまざまな種類があります。歯科医院によって行われることは多少異なりますが主に下記のような内容です。

 

・口腔内検査

カウンセリングの後、口腔内の検査が行われます。歯や歯茎の状態を詳細にチェックし、インプラントを埋めるための適切な条件が整っているかどうかを判断します。この検査では、歯周病の有無や残っている歯の状態、歯肉の健康状態などが確認されます。

 

・X線検査

口腔内検査が終わった後、X線検査(レントゲン検査)が行われます。この検査を行うことで、歯の状態や顎の骨の形状を確認することができます。X線画像を通じて、インプラントを埋入する場所の骨の密度や量を確認します。治療計画を立てるための重要なデータになります。

 

・歯科用CTスキャン

CTスキャンは、3次元画像で確認できるため、骨の状態や質、量を立体的に評価できます。特に骨が薄い、または形状が複雑な患者様にとって、とても重要な検査になります。

 

当院では上記の検査に加え、内科や健康診断などで検査をした時の血液検査結果をお持ちいただいております。

 

事前検査の重要性

 

事前検査は、インプラント治療の成功に直結する重要な要素です。

 

①健康状態の確認

まず、事前検査を通じて患者様の全体的な健康状態を確認することができます。お口の中だけでなく全身の健康状態が治療に影響を与えるため、事前の確認は欠かせません。特に心疾患や糖尿病などの全身疾患を抱えている場合、治療に対するリスクが高まるため、これらの情報を事前に把握しておくことが重要になります。

 

②骨の状態確認

インプラント体を埋め込むためには、顎の骨が十分に強く、安定している必要があります。事前検査では、レントゲンやCTなどにより骨の密度や量を細かく把握し、インプラントの埋入が可能かどうかを判断します。これらをしっかり把握することで適切な治療計画が立てられ、治療の成功率が上がります。

 

③患者様に合った治療計画の立案

事前検査の結果を基に、歯科医師は患者様に最適な治療計画を立てることができます。患者様の状況に応じたインプラントの種類や埋入方法、治療スケジュールが決定されるため、患者様は安心して治療を受けることができ、治療成功につながります。

 

④リスクを最小限にする

事前検査を通じて得られた情報は、治療中のリスクを最小限に抑えることにつながります。たとえば、血液検査で出血のリスクが高いことが分かれば、治療方法を変更したり、特別な注意を払ったりすることが可能です。患者様にとって安全な治療の実現につながります。

 

事前検査でわかること

 

事前検査では、下記のようなさまざまな情報を得ることができます。

 

・骨の密度と量

CTスキャンやX線検査により、顎の骨の密度と量を評価できます。骨が十分でない場合、インプラントが安定せず、治療が失敗する可能性が高くなります。治療成功のためにも検査で得られた情報は非常に重要です。

 

・歯周病の有無

口腔内検査を通じて、歯周病があるかどうかの確認ができます。歯周病がある場合、インプラントの埋入前に治療が必要となることが多く、歯周病が進行するとインプラント周囲の組織にも影響を及ぼすため、治療前のしっかりとした対策が求められます。

 

・アレルギーや持病の確認

血液検査を通じて、アレルギーや持病の有無を確認できます。特に、薬剤アレルギーがある場合は治療中に使用する薬剤を変更する必要があります。また、持病がある場合は、その管理が治療に影響を与えるため、事前に情報を把握しておくことが非常に重要です。

 

事前検査後の流れ

 

事前検査が終了した後、次のステップに進みます。事前検査後に行われる流れを見ていきましょう。

 

1.検査結果の共有

事前検査が終了したら、歯科医師から患者様の検査結果について詳しい説明があります。患者様は、自分の健康状態や治療の内容、適応度についてきちんと理解することができ、疑問点があれば質問することも可能です。気になることはしっかり確認しておきましょう。

 

2.治療計画の説明

事前検査結果を基に、患者様ひとり一人に適した治療計画が立てられます。歯科医師は、治療の内容や流れ、治療に必要な期間について詳しく説明します。また、患者様は治療に対する恐怖心や疑問、不安などを歯科医師に伝えておくことが重要になります。

 

3.心理的な準備

事前検査を経て、患者様は治療に向けた心の準備をすることができます。治療に対する不安感を軽減するために、心理的な準備は、治療の成功にも大きく影響します。緊張や不安感、恐怖心が強い方にはセデーション法を用いるのがおすすめです。

 

まとめ

 

インプラント治療は、患者様にとって審美性・機能性ともに大変メリットの多い治療法ですが、その成功には事前検査が欠かせません。検査によって得られた情報は治療の安全性や成功率を高めるための重要な要素になります。健康状態や骨の状態を正確に把握し、歯科医師は適切な治療計画を立てることができれば、患者様も安心してインプラント治療にのぞめます。

 

当院でもインプラント治療を行っております。インプラント治療を検討している方は、ぜひ当院にご相談ください。患者様のお悩みや要望をしっかりお聞きしたうえでひとり一人に適した治療をご提案させていただきます。疑問や不安なことがあれば、お気軽におたずねください。