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インプラントってどんな治療?特徴やメリット・デメリットを解説

近年審美性・機能性共に優れているインプラント治療が注目を集めていますが、具体的にどんな治療を行うのか、どんなメリットやデメリットがあるのかを知らない方も多いのではないでしょうか?そこでこの記事では、インプラント治療について特徴やメリット・デメリットを詳しく解説していきます。

 

■インプラント治療とは

 

インプラント治療は外傷や怪我、歯科疾患などで自分の歯を失ってしまった場合に行われる治療です。保険が効かない自費診療なので治療費用が全額自己負担になりますが、その分ブリッジや入れ歯では得られない効果を発揮します。インプラントは「人工歯根(インプラント体)」「アバットメント(連結部分)」「人工歯(上部構造)」の3つの構造から成り立っています。

 

・治療方法

インプラント治療をする時はまず、歯を失ったところの顎骨に外科手術によってインプラント体を埋め込みます。その後2〜3ヶ月ほど置いて顎骨とインプラント体が結合するのを待ちます。結合したのを確認できたらアバットメントを装着して人工歯を取り付けて治療は完了になります。

 

・治療期間

先述したように、インプラント治療は顎骨とインプラント体が結合するのを待つ必要があるため、最低でも2ヶ月以上の期間が必要になります。人工歯を装着して治療が終了するまでの総合的な期間はおよそ3ヶ月〜10ヶ月ほどと個人差があります。

 

・治療条件

インプラントは顎骨にインプラント体を埋め込むため、それを支えられるだけの骨の厚みや量が必要不可欠です。骨が少ない方はまず、骨を増やす処置が必要になります。また歯科疾患の治療が終わっていてお口の中の健康状態が良好であることも重要な条件です。糖尿病や腎疾患がある場合、インプラント手術に伴うリスクが高くなるため治療制限を受けることがあります。

 

■インプラント治療のメリット・デメリット

 

【メリット】

 

①自分の歯と同じようなフィット感と噛み心地

入れ歯は保険適用できる治療ですが、「フィットしている感じがしない」「異物感が気になる」「食事を心から楽しめない」と不満を抱える方も少なくありません。しかし、インプラント治療は顎骨に人工歯根を埋め込んで根っこから固定するため、こういった違和感を感じることなく、快適にお使いいただけます。自分の歯と同じように噛むことができるので、食事も問題なく楽しめてストレスも感じないでしょう。自分の歯とほとんど同じ機能性を実現できるのはインプラント治療の最大のメリットです。

 

②優れた審美性

インプラント治療の人工歯は主にセラミックでできているため、色調、艶、透明度などの審美性も自分の歯にとても近い状態を再現できます。周囲の歯に合わせて色味を調整できるため、インプラント治療をしたところだけ浮いて見えるなどの心配もありません。前歯などの目立つ場所にも適した治療です。

 

③寿命が長く長期間使える

インプラント治療は、ブリッジや入れ歯と比較すると寿命が長く、劣化しにくいことも大きなポイントです。しっかりメンテナンスをしてお手入れしていれば半永久的に問題なく使えます。再治療のリスクも抑えられます。

 

④周囲の健康な歯に負担がない

自分の歯を失い、ブリッジで補う場合、残存する両隣の歯を削って支台にするので健康的な歯にも負担がかかってしまいます。しかしインプラント治療の場合、周りの歯の支えは必要ないケースがほとんどです。周囲の歯を傷つけることなく独立した治療ができるので、自分の歯を守ることに繋がります。

 

⑤歯を失った箇所の顎骨が痩せない

歯を失ったところは、空っぽな状態になるので顎骨がどんどん痩せていってしまいます。しかしインプラント治療は人工歯根を直接顎骨に埋め込むため、骨が痩せていくような心配もありません。

 

【デメリット】

 

①手術が必要なので心身の負担が大きい

インプラント治療は顎骨からしっかり固定するため手術がどうしても避けられません。術中は麻酔が効いているので痛みはほとんどありませんが、術後の身体の負担を含め、心にも不安やストレスといった負担がかかりやすくなります。術中は局所麻酔が用いられますが、音や会話が聞こえたり緊張や不安が強い場合は「セデーション法」によってリラックスした状態で治療を受けることも可能です。

 

②一般的な歯科治療と比較すると治療期間が長い

インプラント治療は顎骨と人工歯根がしっかり結合するのを待つ必要があるため、他の一般的な歯科治療と比較すると治療期間は長くなります。治療期間に伴って、経過観察や抜歯になどによる通院頻度も多くなります。

 

③保険適用外なので治療費用が高額

インプラント治療は基本的に保険が適用されない自費診療なので、治療費用は高額になります。治療が終わった後のメンテナンス費用も含めて予算を計算するようにしましょう。治療費用の負担は医療費控除を使えば軽減することができますのでぜひ活用してみてください。

 

■インプラントを長く使うためのポイント

 

インプラント治療は丁寧に正しい方法で使用していれば一般的に10年以上は問題なく使用できます。インプラントを長持ちさせるためのポイントをしっかり抑えておきましょう。

 

  1. 担当医の指示通り治療後のメンテナンスを受ける

 

インプラント治療を長持ちさせるには、治療後のメンテナンスをしっかり受けることが必要不可欠になります。担当から通院の指示があるのでそれに従って定期的にメンテナンスを受けるようにしましょう。何もトラブルが起こっていないからといってメンテナンスを怠ってしまうと、インプラント治療の寿命も短くなってしまいます。メインテナンスの回数は1年あたり2〜3回程度が目安とされています。

 

  1. 丁寧なセルフケアでインプラント周囲炎を予防する

 

インプラントをした箇所は人工物なので虫歯になることはありませんが、インプラントの周りで起こる歯周病「インプラント周囲炎」には十分注意する必要があります。手術直後は患部を磨くことはできませんが、時間が経過して傷が治ってくれば通常通りお手入れすることができます。インプラント周囲炎を予防するためにも毎日のセルフケアは丁寧に行いましょう。磨きにくい箇所には補助グッズを使用するのがおすすめです。

 

■当院のインプラント治療

 

当院はインプラントの症例実績2,900本以上を誇る歯科医院です。豊富な知識や技術、経験をもとにハイクオリティなインプラント治療を患者様に提供し、難症例にも対応しております。インプラント治療は3つのプランから選ぶことができ、どれも世界シェアの高いインプラントです。インプラント治療を希望している患者様には無料でカウンセリングを実施しております。治療費用や治療期間、特徴など、気になることは何でもお気軽にご相談ください。

 

詳細はこちら▼

https://eiyukai.or.jp/implant/

 

■まとめ

 

インプラント治療は外科手術が必要な治療なので不安に感じる方も多いと思いますが、当院では先端技術・最新設備を整え、確かな技術と実績を持つ歯科医師が治療を行うので安心して治療を受けていただけます。インプラント治療を受けるにあたって、歯科医院選びも大変重要なことです。まずはカウンセリングを受けて説明を聞き、自分のお悩みを話してみませんか?みなさまのご来院をスタッフ一同心よりお待ちしております。

 

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