口内炎について
やなぎさわ歯科衛生士の塩田です。
今回は口内炎についてお話したいと思います。
口内炎にも種類がありまして、通常はアフタ性口内炎です。
これは、ストレスや食生活のバランス、免疫低下、疲れなどによって生じやすく 頬や舌に下、歯肉に出来易く痛みも伴います。 赤く縁どられたような形をしており、2~10mm程度の丸く白い潰瘍上のものが出来ます。
10日~2週間程度で消失します。
基本的には、唾液の自浄作用により自然治癒しますが、
効果的とされるのが ビタミンBです。ビタミンBは粘膜保護に効果的です。
食品ですと豚肉・レバー・ニンニク・貝類・魚卵・アボカド・パイナップル・バナナなどです。
サプリメントで摂取してもよいでしょう。
カタル性口内炎は物理的刺激によるもので、
例えば矯正装置のブラケットや義歯の接触で起きる咬傷で細菌の繁殖や熱湯や薬品が原因とされています。
お口の粘膜が赤く腫れ水泡ができたりします。
また症状によっては、お口の中が熱く感じることがあります。
個人差はありますが、味覚障害が稀に感じることがあります。
ウイルス性口内炎というものもあり、別名 ヘルペス性歯肉口内炎と呼ばれています。
こちらは細菌由来のため飛沫感染や接触感染が原因とされています。
口内炎が出来てしまうと不快になり食事がスムーズに出来なくなり、歯ブラシをかけるのが痛くて疎かになり悪循環になってしまいますので、早めに歯科受診をお勧めします。
症状によりお薬で軟膏の処方やレーザー治療で緩和出来ると思いますので、お気軽にご連絡 くださいませ。